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シャコ・エビ日記

シャコパンチ、エビパッチン研究者の記録

英語でのプレゼン練習

来週名古屋で開かれるICCPB2011に向けて,後輩の二人のポスターと自分のトークの練習を行った.二人は今回がはじめての英語での発表だ.自分は一応年始にアメリカで発表を経験しているので,根拠のない自信みたいなものがついたかもしれない.

後輩の二人は,M2とD1だが,国際学会をこの段階で経験できるのが,少しうらやましい.自分も年始にはじめてアメリカの国内学会に参加したわけで,一応は,来週の学会がはじめての国際学会である.名古屋でやるわけで,しかも,ざっと参加者を見ると,欧米の人達がものすごく少ない.が,それでも国際学会だ.会場では日本語は使わないようにしようと思うし,二人とも日本語はできるだけやめよう,という話になった.

サイエンスは言葉によるパワー・ゲームである.業績で重要視されるのは,論文である.学会でのトークはさらにその研究の学会でのプレゼンスを決定する.そうした業績の積み重ねによって,新たな研究を行うための資金が得られるかどうか,ポストが獲得できるかが左右される.もちろん,実験科学であれば,実験結果に到達できなければ,論文にもできない上に,学会発表もできない.その結果の質が根底にある.しかし,その質は言葉で表現されて,はじめて評価される.データの質が高くても,解釈の質,発表の質が低ければ,研究は発展しない.データの質は,技術が左右するが,その解釈の質,発表の質は言葉による表現力が問題なのだ.

ちょっと,おおげさになった.しかし,言葉の使い方を,それもサイエンスでは英語の使い方を勉強するのは,この世界にいるかぎりつづける必要があるな,それを今日は再認識した.もっと英語ネイティブなサイエンスの世界にどっぷりとつかって,揉まれたい.