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シャコ・エビ日記

シャコパンチ、エビパッチン研究者の記録

投稿終えて

肩が少し軽くなった.夜中の二時ころ,研究室でひとりポチっとsubmitボタンをクリックした.データは9年間続けていた実験から得たもの.データには日付けがついている.研究とは直接関係のない,そのころ自分に起きたことが思い出された.解析作業がルーチン化してくると,とくにそうなる.記憶のガベージコレクションとでもいうような.大事な実験から離れられなくて,約束の時間をすっぽかしたりしたな,とか,そういうものはとくに思い出されてきた.幸か不幸か,この長期間をひとつの実験をつづけてこれるというようなことは,自分のまわりの研究者をみてもないことだ.無数にある神経細胞の機能,形態の両面からカタログをつくってきた.データの回収確率の低い仕事だったために,これだけではやっていけないということで,保険的にはじめた仕事で博士はとった.しかし,そのあとでまたもとの実験に戻ってこの一年実験をやってきた.そうか,もう博士とってから一年.次のステップに行くのにあまり積極的になれなかったのも,この仕事をやり残したくはない,という気持ちがどこかにあったからだろう.投稿はまた戦いのはじまりでしかないのだが,次に移って行けそうな気がしている.え? どこ投稿したかって? 二年前にも投稿した,痕跡がオンライン投稿システムに残ってましたよ.再度,Nature誌からチャレンジしました.

12/23 追記:
リジェクトのメールがきました.「たしかに,あなたのデータは研究領域の研究者の興味は集めるだろうけど,結論の一般性が足りない.」というお決まり文句がきた.この点は自分でも,そうかな,とも思うので,まだまだ だなぁ.