シャコ・エビ日記

シャコパンチ、エビパッチン研究者の記録

言語感覚をなおさねば

言語も話したり,書いたりして,そして反響があってはじめて「ああ,この言い方はまずかったかな」などと点検できる.こういうフィードバックがないでずっといると,言語感覚がずれてくる.

「そのいいかた,おかしいよ」といってくれる人間はとても貴重だ.かといって,誰かにかたよっていると,その人には違和感のない言葉に調整されてきて,別の人にはその言い方はおかしく聞こえるものになっていることがある.

僕は,そのとき読んでいる本にずいぶん影響されてしまう.やっぱり哲学書を読んでいれば,自然に言葉が観念的になってくる.ほんとうは,観念的な言葉に出会っても,そのまま読むのではなくて,自分の経験をはじめとした具体的なものにひきつけたり,関係を考えたりしながら読むべきだ.そうすれば,たんに影響されっぱなしということはなくなるのではないか.

科学者だったら,なおさら,事実に即してて,あいまいさのない言葉をつむんでいくべきだ.

そういう"くせ"をつけるために,何ができるだろう?

日記というのは,事実をたんたんと書いていくというトレーニングとしていいだろう.あと,研究者なら,実験ノート.事実と意見を分けて考える練習をする.ノートやメモのとりかたで論文を意識するべきだ.ミニ論文のつもりで英語で書くのがよい,と,どこかで読んだ.