シャコ・エビ日記

シャコパンチ、エビパッチン研究者の記録

型づくり

ところで、いくつかの本を並行読みしているのだけれども、今日は以下の本を購入。統計も学部レベルからこっそり復習しているのだけれども、なかなか厳密な議論が咀嚼しきれずもがいている。

赤池情報量規準AIC―モデリング・予測・知識発見

赤池情報量規準AIC―モデリング・予測・知識発見


研究ではかなり使用するのに、その土台部分の体系的な講義が学部のころになかったのを恨みつつ、ドクターなのだから基本独学でしょ、と戒めている。時代は統計検定からモデル推定になってきている。計算機が楽に使えるようになってきたから、多くのパラメータをもつモデルの妥当性を検証できるようになり、モデル推定は最近ホットになってきたようだ。


生物科学科の先生方もいまいちこうした統計手法に対して距離をおいているようにみえる。生ものを扱う生物学にとっては、数値をいじくりまわすよりも、きれいな切片つくって芸術的な写真をとれ、というのも分かるのだが、やはりそれだけでは限界がある。一方、ますます生もののデータや知識、経験が“どのようなモデルを設定するか”のセンスに関わってくるということがある。きれいなデータをとることも当然無駄ではなく、むしろ経験を積んでそれにしっかりと基づいた型(モデル)づくりに励まねばならない。