シャコ・エビ日記

シャコパンチ、エビパッチン研究者の記録

プライオリティ

Rプログラミングマニュアル (新・数理工学ライブラリ 情報工学)

Rプログラミングマニュアル (新・数理工学ライブラリ 情報工学)


という本を購入した。Rという言語(プログラミング言語)は統計計算とグラフを書かせるのに使っている。おおかたの使い方やマニュアルのたぐいは大量にあるhttp://cran.r-project.org/other-docs.htmlのでそれで何とかやってきたのだけどやはり手元に一冊いいのがないかなとこの本を手に取った。こういう本がないと数千ページの不気味なドキュメントだけではちと効率がよくないな、ということで。類書もいくつかあるが、わりと作法的なものは少なかった。この本は、基本的な関数群から類書には少なかった文字列とマッチングの章や入出力、本格的なプログラミングへの道案内の書となりそうだ。


後輩(4年生)は好奇心旺盛で僕の解析中にのぞき込んでは、「ソレ、どうやるんですか?」と質問してくるのでいろいろと伝授しているのだが、プログラミングにも興味があるようだ。どんどん吸収して行くし自分の復習にもなるのでなかなか教えていて楽しい。それでもこうしたプログラミングの技術はある意味では独自性を出せる部分ではなく、あくまでも実験で他の研究グループがとれないデータをとることのほうが重要だ。こうした言語の勉強は楽しいがプラオリティとしては、基礎的実験技術の習得には劣る。


そうエラそうに後輩には言うものの自分もずいぶん迷走したなと思う。実験でデータがとれないことが続くとこうしたことの勉強にずいぶん時間を投入してしまった。もっと時間をかけて実験の方に取り組んでいたら、などと思う。ただ、あまり学部で統計学の体系的な講義がなかったため、「はてな」を通してのネットや書籍、論文など、統計学分野を渉猟してそれなりに自分のデータの解析に使える手法を身につけることもできたかなという気もする。おっと、「遠い目」をするのはまだ早い、残りの研究過程をしっかりと進まねば。