シャコ・エビ日記

シャコパンチ、エビパッチン研究者の記録

メレコさんの蝶々の写真、すごい

http://d.hatena.ne.jp/mereco/20080312/p1
はてなの二大写真家ブロガーとしてid:kokoroshaさんとid:merecoさんがいる。他にもたくさんいらっしゃるのだけど、僕がこのお二人さんのすごいなと思うところは、動物の写真がなまなましいところ。しかも、背骨のない動物にも好奇心の矛先が向いている。


毎度ユーモアたっぷりの写真を楽しませてもらっているが、学術的にも貴重な資料となりうる写真も多い。学術なんていっても、美しい自然の創造物に感動するのに、プロもアマチュアもない。こういう写真を見て、動物行動学者を目指す若者が出てくるかもしれない。あ、いや、ブロガーになりたがるか。。


話は飛ぶが、先日、新品がAmazonから届かなくて、結局ユーズドで注文したら、アメリカから届いたテキストがある。Camhiというゴキブリの研究者が書いた本で、少し古いのだけど、神経行動学の成果を無脊椎、脊椎動物関わらずその成果の重要性を考慮に入れて編集されたテキストだ。国内には昆虫の分類マニアは多いせいか、図鑑などは割とあるが、こうした生理学、行動学をバランスよく盛り込んだテキストは少ない。


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と、最初にコメントをしようとしたら我田引水になってしまったが、ついでに、負けじと、て、ぜんぜん勝てないけど、うちの研究室にいるオマールエビHomarus americanusを紹介。


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このハサミは挟まれたら指がもげてしまうことまちがいなし。恐ろしい。ちなみに、彼らの力が非常に強いのは、テコの原理をうまく使った筋肉の配置になっているからで、我々よりも少ない筋肉量でも、堅い貝殻を粉々にしてしまうのだ。

ついでに、この両はさみを観てもらうと、形が違うのが分かると思う。向かって左がクラッシャーで右がカッターとして機能する。エピジェネティックらしい。