シャコ・エビ日記

シャコパンチ、エビパッチン研究者の記録

見通し、風通し

ここんところ、実験に手がついてなくてデータの処理をするための解析プログラムを書いている。プログラミングをしていると、ほとほと自分の頭の悪さがきわだってくる。見通しの悪いところで小さくなって作業していると、すぐに周りが見えなくなって、のめり込んで行く。


“深入り”は何かを学ぼうとするには必要な事だ。だが、ときどき戻ってくるための見通しがないと、自分がどう深入りしているのかに気づきもせず、ひどいときには深入りしていることすら気がつかない。


このままほうっておくと全体の見通しが欠如し、外からの風通しも悪く、窒息してしまう。


そこで見通しを立てないといけないわけなのだが、何もしないで自然にそれができるということはない。やはり楽をするためには先人の知恵や見通しを拝借するに限る。プログラミングという作業も程よい高級言語やライブラリを選ぶということは、この見通しを手に入れることだ。


進化論というストーリーは、あまりに多様な生物を見通しよく理解するのに役立った。プログラミングでいう一種の高級言語のようなものだ。あまりにシンプルで適用範囲が広い考え方なものだから、生物学のみならず、多くの分野で借用されている。


こういう見通しを与えるような仕事をするというのが、つまるところやらないといけない仕事なのだろうなと思う。


こういう仕事をするために、見通しを立てる事を忘れず、風通しよく外部の意見を取り入れ、柔軟に視点を変えながら考え抜くこと。言うのは簡単だが、やるのは難しい。