シャコ・エビ日記

シャコパンチ、エビパッチン研究者の記録

動くモノ

"はてなが京都に本拠地を移すというニュース"が盛り上がりを見せている。


情報が多い東京ではデメリットとしてそれらに小突き回されて自分が取り組んでいることに集中しにくいということがあるのだろう。


直接関係はないのだが、動物を研究している者としてふと“なぜ動物は動き回るんだろうか”ということを考えていた。


人間という枠を少し広げてみると、そもそも我々人間を含めた動物は、“動くモノ”だ。なぜ動くのか?動くことで何が有利なのか?


ごく単純化した世界を想定してみると、生きるために必要なリソースというのは世界には局所的に存在する。まんべんなく食べ物があるわけではない。すると、どこにおいしいリソースがあるかという情報が重要になって来る。そして、動物が生きるために進化の過程で育てた情報処理装置が、神経系である。


人間に戻って考えれば、当たり前の話ではあるが、頭を使って生き残るために局所的なリソースをいかに確保し活かして行くかが問題になる。平たく言えば、食って行けなきゃいかんってことにすぎないが。


ただ、根っこのところだけ見ていても生きて行けないのが人間社会。健康で”文化的な“生活ができないといけない。


この文化的の内容は複雑な織物のようなもので、この織物はリソースが記号化されていろいろな抽象度を持って関係し合っている。ここをどうやって分け入っていくか。そのために観察して、法則を見出して、何とか生きて行こうとする。