シャコ・エビ日記

シャコパンチ、エビパッチン研究者の記録

知識は何のため?

機関車製作部の最新レポートにも書いたことだが、先日モデラが集まったとき、「本ほど安いものはない」という言葉を平岡氏が口にされた。

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これは、知識を得るとさらに知識が欲しくなる人なら納得できる。

でも最後の「数学や物理学を学んで戦争をしたくなる人間はいないだろう」というのだけはちょっと反論したくなる。そういう人もきっといるからだ。

本ほど安いものはない - www.textfile.org

知識を得たあとには、

  • 知識を得るとさらに知識が欲しくなるタイプ
  • 知識を得ると使わないではいられないタイプ

という二つのタイプの人がいるということか。でも、知識が欲しくなるタイプは、今までの知識が無駄になるわけではなく、むしろその知識の上に知識が欲しくなる。そういう意味では使っているか。
そういえば朝永振一郎先生が言ってたけれども、核開発はお互いの科学者・技術者たちが「先を越されるのではないか」という恐怖にドライブされて急ピッチで研究開発が行われた。この「先を越されることに対する恐怖」というのは、相当のエネルギーを持つ。梅田望夫氏が「バンテージ・ポイントに立て」とか「極度の心配性だけが生き残る」という言葉を使うのは、実はこういう恐怖をドライブするのだなと思った。
恐怖を使って自分をアジテートするのは、うまくすれば、いい方法だと思っているけれども。