シャコ・エビ日記

シャコパンチ、エビパチン研究者の記録

政治家は理論家っぽい

政治家の政策に対して「具体性がない」という批判がよくある。しかし、ある程度の具体性はなくていいのではないかと思う。あまりに具体的な指令というのは、融通が利かないし、実行する人は奴隷になるしかない。そうかといって、具体性のないといっても現実に適用できない枠組みをつくるのはダメな政治家だ。いい政策は、具体性がない部分は、<未知>の出来事、問題に対処するための柔軟性を持っている。
この図式は、理論-実験関係に当てはまるなと思った。
理論というのは、実験から見れば、ガイドラインとなるべきだし、仮説という予知を用意する。理論からすると実験は仮説の検証であるべきだし、新たな理論構築の礎となるべきだ。
これは、物理学という学問ができてきたフレームワークだったわけだが、この考え方をそのまま乱暴に当てはめると、政策というのもガイドラインとなるべきだし、予知を用意しないといけないと思うわけだ。
当然、経験的に得られたデータを政策の基礎としないといけない。しかし、何の一般性もなく、ただ生データを寄せ集めただけでは、ダメだよな、と。それが、具体的すぎるという意味だ。
さらに、きっといい政策は、未知の問題をもある程度予測し、対処できるようになっていないといけないとも思う。
科学者の考え方をそのまま政治に適用できるほど簡単ではない、のは当然だろうが、このフレームワークはある程度一般性があるように思う。