シャコ・エビ日記

シャコパンチ、エビパチン研究者の記録

第三アンティノミー(二律背反)

法的な帰責はなくとも自分にも「責任」があるかもしれないという、「負い目」からではない「自由」を根拠とするその感情は、「あらゆる倫理」の端緒でありチャンスだと思う。

不作為による責任問題 - シャ ノワール カフェ別館

「感情」は関係なくて、カントがいったのは、道徳法則に基づく(根拠とする)行為を我々はする、と言ったのでは?
あらゆる倫理のチャンスではなくて、我々は自然法則と同じように道徳法則に基づいて行為すると言ったのだ。
要するに、我々の行動に対する認識を分けて考えた。

ところで、自由と自然必然性の問題は「第三アンティノミー(二律背反)」に表れている。
僕等自身に問いかけられるけれども、答えられない問題としてカントは定式化した。
教養時代の本を引っ張り出す。

カントと自由の問題

カントと自由の問題


新田先生は、今文学部長だなぁ。懐かしい。僕にとって、自由に関する問題は、ライフワークになっている。

定立:
自然法則に従う原因性は、世界の緒現象がそこからことごとく導出されうる唯一の原因性ではない。それらの諸現象を説明するには、なお自由による原因性が想定される必要がある。
反定立:
いかなる自由も存在せず、世界におけるすべてのものはただの自然の諸法則に従って生起する。

これは両方とも証明できてしまう。証明は略。