シャコ・エビ日記

シャコパンチ、エビパチン研究者の記録

水の流れに気を使え

私は動くものを見るのが好きだ。水の流れを見るのも好きだ。泳いでいるときも自分の体の動きではなく、自分のまわりの水の流れを観る。目で見えなければ、体で、そして想像力を働かせる。うまく泳げるときは水がどう動いているのか、よく分かる。しばらく泳いでいないと、体に水がまとわりつかない。水がどう動くのか、分からない。しばらく泳いでなかったので、泳ぎ始めてから水がどう動くか分かるまでにしばらく時間がかかりそうだ。このような体験は、一般化できそうだ。

うまく泳ぎたければ、自分体の動き以外に、水の流れに気を使え。

うまく泳ごうと思うと自分の体の動きには皆ものすごく気を使うが、まわりの水がどう動いているかは意外に気を使わない。人の泳ぎを見るときも同じだ。どこが悪いか考えるには、抵抗になっている、つまり、水が澱んでいる部分や渦を巻く部分に気を付けるといい。抵抗になっているところがよく分かる。推進力に変えるテクニックに関する身方も同様だ。うまく水の抵抗を使って体を前に押し進めるのだから。

動物行動の研究をしていて留意する点として、

  • 身体
  • 制御機構
  • 環境

が挙げられる。今回言っている、水の流れに気を使えというのは、三番目の"環境"に気を使えということだ。水の中というのは、知っての通り、抵抗がめちゃくちゃ大きい。私は、水泳のテクニックというのは、抵抗を如何に飼い慣らすかのテクニックが90%以上を占めると思っている。

スイマー諸氏、ぜひ水を飼い慣らし、テクニックの向上を目指していただきたい。