シャコ・エビ日記

シャコパンチ、エビパチン研究者の記録

[research]制御された物理プロセス

ゾウリムシの泳ぎの方向転換が自発性を持つという話があり、ちょこっと調べていて、先生にちょっと議論をふっかけに行った。また、彼らは自らの棲息条件、例えば温度などを記憶したりもする。先生から動機付けに関する話もあると教えてもらった。単細胞レベルでも動物と同じような表現が出てくるのに違和感はある。だが、これは人間が他の動物を見る視点と同じである気もする。厳密な議論ができるほど情報があるわけではないから、とにかく実験的事実を積み上げるしかないという結論にはなった。分からない点は、

  • 合目的性は物理プロセスではないのか、物理プロセスでしか我々には説明できないのではないか
  • ランダムネスを根底に持った確率過程は、動物の「制御された物理プロセス」=「合目的性を持った動物の行動」を実現し得ないのか
  • そもそも合目的性とは何か

動物で例えば、単純な合目的的行動と言えば、「腹が減ったら、飯を探す」という例が簡単。単なる複雑な物理プロセスと「複雑過ぎる」物理プロセスの違いって何?
そういえばこんな話も。ある意味で「地震も自発的に起こる」が地震も物理プロセスで、かなりの中枢化した神経系を持つ動物の示す合目的的行動とは、直観的には違う。何が違うの?直観的に違うと思わせる「何か」って何?
疑問点だらけだ。こんなことを書いても収集が付かない話なんだが、かつむしはこんなことに興味があって、日々実験、考えるを繰り返す。